yasu in Sheffield

イギリスのこと、留学のこと、日々の学びや感じたことなどなど。yasuの人生記録です。

UCの薬どうやって運んだ??

こんにちは、yasuです。

 

今日はUC(潰瘍性大腸炎)の方の話なので、留学話に興味ある人はあまり面白くない内容だと思うので飛ばしてください笑

 

さてさて、イギリスに旅立った私ですが、お薬は毎日飲むので、留学中のお薬は死活問題なのです。

 

私も留学前は「潰瘍性大腸炎」「海外留学」「駐在」とかで検索して体験談を探してたけど、国内の患者さんのブログはあってもUC持ちで海外留学している人の体験談とかは結構少ない、、(ましてやヨーロッパ)

 

というわけであくまで私の体験談ですが、記録に残しておこうと思います!

 

※症状や薬の事情は人によって異なります。あくまでも私の例なので、渡航などについてはお医者さんの指示を仰いでください。

 

まず!私の渡航前の状況

9月→再び重度の活動期、初のステロイド(レクタブル)使用(約1か月)

10月→レクタブル使用後の内視鏡検査で寛解の診断!

11月→リアルダの服用のみの状況でイギリスへ出発!

 

という書いてみると強行突破感否めないスケジュールですが、9月の時点で11月にイギリスに行くことはとっくに決まっていたわけで。

 

正直ステロイドの服用には抵抗があったので、避けていましたが、いよいよ渡航が差し迫り、お医者さんも焦りだし、、最終手段でステロイドの使用を始めました。

 

そして晴れて寛解!ですが、次の問題は渡英中のお薬問題です。

 

私の行った薬は以下の3つです。

①リアルダ

まずリアルダを渡英前に処方できる最大数もらいました。リアルダは要冷蔵ですが、冬だったのと、お医者さんが、

「直射日光とは灼熱以外はあまり気にしなくていいですよ~」と言ってくれたたため長旅も心配なく運べました。

 

②ペンタザ

こちらの薬は寛解期は服用しませんが、私の場合は活動期Level1くらいの時に最初に増えるお薬です。

 

渡航時はこの薬は服薬していませんでしたが、もしも症状が出た時に使う用、ということで処方していただきました。

 

こちらは常温保管できるので、預入荷物に詰めました。

 

③レクタブル

こちらは最終手段のレクタブルです。2年の渡英期間中、使わんぞ!という気持ちではおりますが、お守り代わりに持ってきました。

 

さてさて、こちらの薬、どうやって運搬するか非常に頭を悩ましました!

1.横にできない(お医者さんは開封前なら良いというが、薬には「立てて保管」と書かれている。)

 

2.火気厳禁のスプレータイプのため、預入や輸送にてこずる。

因みに、場所を占めること、すぐに使う薬ではないことから、船便やEMSも検討したのですが、スプレー缶は国際郵便として海外に送ることが出来ないそうです。

 

以上の点から、手荷物として持ち込むことにしました!空港で、自身の乗る航空会社の方に確認したところ、機内持ち込み問題なしだったので安心しきってイギリスへ向かいました!!(ちなみにHNDLHRJALLHR→MANはBritish Airways)

 

しかし、ロンドンヒースロー空港の手荷物検査にて(私はLHR→MANCHESTERの乗り継ぎ)明らかに怪しい数(8個レクタブル持ち込んだ)の怪しいスプレー缶に怪訝な顔をされ、チェックに引っ掛かりました。

 

すべての新品の箱を開けられ、スプレー缶をすべて出して、液体用のチェックにかけられました。

 

あ~やっぱだめか~ここまで頑張った私のレクタブル達ここで捨てられちゃうのか~(なぞに我が子のような気持ち)になっていました。

 

病名と用途を説明し、日本の航空会社にOKもらったことを説明しましたが、英訳の処方箋がないとダメとのこと、、

 

私は英訳の処方箋を準備していなかったので、泣く泣く自分のお薬手帳アプリの薬の説明欄をグーグル翻訳で翻訳!(便利な時代に感謝!!)

 

しかーーし!今度は、「ただの薬の説明じゃなくて、君の名前が入っていないとだめだよ」と。そりゃそうだよな、、処方箋だもんな、、

 

と半ばあきらめつつ、アプリのお薬手帳のトップページ?的なところ開いたら、奇跡的にかかりつけの医者の名前と自分の名前が同じ画面に表示されていたので、グーグル先生で急いで翻訳!!

 

それを見せたからなのか、諦めてくれたのかはちょっと表情的に微妙だったけど、無事に持ち込むことが出来ました!!

 

というわけで、海外に手荷物で怪しい量の薬を持ち込む方は、必ず「英訳の処方箋」準備してください!!

 

おそらく私の今回の薬が、あきらかな怪しい缶だったので止められた感はあるけど、今度持ち込む方は注意してください、、

 

もしかしたら箱からあらかじめすべて出しておいて、しれっと他の化粧水とかと一緒にまぎれさせておけばクリアできたのかな?とも思いますが、海外はトラブルはつきもの。準備は念には念を、ですね。

 

そしてプチ事件もう一つ。最後の目的地でロストバッゲージ!!

翌日無事に帰ってきましたが、ロンドンヒースローは人手不足でロストバッゲージ多発しているようでした。私の乗っていた飛行機の半分くらいの人の荷物なくなってました。(なぜ半分も?笑)

 

というわけで、リアルダのように常用する薬は手荷物に1少しだけでも入れておきましょう!!

 

以上が私のお薬珍道中でした。

 

ちなみに、その後のリアルダの薬は、数か月に1回実家の人間に取りに行ってもらい、送ってもらうことにお医者さんと相談してなりました。(お医者さんみんながみんな許可してくれる方法かは微妙なので、ここはあまり参考にはならないかも)

 

あとは1年に1回は帰ってきて、病院に行くことを条件にこのような方法をとることにしました。

 

この方法は人によって可能、不可能ある方法なのですが、もし私と同じ境遇の方がいたら、こうゆう可能性もあるんだな~とおもっていただけたら幸いです。

 

というわけで、またまた長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

もし気に入っていただけたら、ブックマークとかしていただけたら嬉しいです。

 

ではでは。

 

yasu